内野宿 名産品のご紹介

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四〇〇年の昔から
内野宿で育まれる食の技。

内野宿 名産品

内野は宿場町ができるほど豊で栄えた地域でした。
竹の子や里いも、葛など土に関する有名な産品が多く
土地が肥沃だったことを思わせます。
地産の旬をもてなしの形に変えた
伝統と革新の味をご覧ください。

 シーボルトは「江戸参府紀行」の中で「われわれは冷水峠の山の背にある宿で休み茶菓を喫した。古いしきたりによって宿の主人は使節に土産を贈って歓待した。それは杉の木の小さい板の上にきれいに並べたキジと卵で、われわれを酒宴に招いた」と記しています。

 内野宿では昔から厚いもてなしで訪れる人たちを歓待していたのでしょう。こうしたもてなしの技は親から受け継ぐものであり、体験の蓄積です。伝統の技に現代の知恵と工夫を加え次の世代につなぐ。これが内野宿の食です。  豊かな農産物があり、もてなしの心があり、親から子へおくる技がある。地域と人、人と人が深く結びつくことで内野宿は、食の安心と安全を育んで来たのでした。

 内野宿はこうじと深い縁があるようです。内野宿はたびたび大火に見舞われました。そこで秋葉大権現の加護により火難から逃れようと祭りを催すことになりました。そうした祭日に万年願として、麹でつくった醤油、味噌、酒、酢などの食物を一切食べないという「麹断ち」を行いました。この伝承は一七〇年以上たったいまでも受け継がれ、毎年十二月二四日には「麹断ち」が行われています。当時糀は生活になくてはならないものだったため、その大切なものを我慢して願をかけたのでしょう。

 いまでも暮らしの中で重要な麹。これを使って新しい味の開発が進んでいます。それが甘酒こうじ入り唐辛子「内野っ子」。唐辛子もこうじも昔からある素材ですが巧みに絡み合わせるのが新発想。  ぴりりとした内野産唐辛子に発酵食品のこうじを加えることで辛さの中にも後を引かない優しさを加えることができました。辛味としてだけではなく、魚や根菜の煮物や炒め物の隠し味としてご利用いただくと素材の味をよりいっそう引き立ててくれます。

 内野宿には、昔ながらの素材があり、そこに工夫を加えることで今までにない新しい食のシーンを提案することに成功しています。

内野宿タイトル